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スナックやバーが立ち並ぶ木屋町通。木屋町の喧騒とは対照的に、その横にある高瀬川の流れは穏やかだ。三条小橋から高瀬川を見下ろすと、すぐ横に[チェントチェント]があることがわかる。

「スタイリッシュでクールなカフェ」として5年前にオープンしたこの店は、京都におけるデザイナーズカフェの先駆者だ。真っ白で統一された家具に、一面赤色の壁。そんなセンスのいい店内ではランチのコースに加え、夜はイタリアンをビュッフェスタイルで食べられたり、バーテンダーがオリジナルカクテルを作ってくれたりもする。しかも[ギャルソン]のベストでカチッと決めたスタッフが迎えてくれる、カッコイイカフェ。使い勝手もいい上にオシャレ。そこに、当時の若者はみんな集まったという。


もちろん、今でもセンスのいいインテリアは変わらない。けれど、[チェントチェント]を訪れる客の雰囲気は当時とは少し変わっている。今、ここに訪れるのは、クールなインテリアを味わいにきたギャルだけでなく、河原町で買い物途中のおばちゃんから、お土産袋を持った修学旅行生までと実に幅広い。デザイナーズカフェの先駆者は、カフェがターゲットとする世代を超えて、色んなお客さんから支持されるようになった。

その変化は、テラスでくつろぐお客さんを見ているとよくわかる。川沿いのテラスには木が覆いかぶさり、そこから太陽が差し込む。木漏れ日を浴びながら、三条小橋を行きかう人を見ていると肩の力が抜ける。スタイリッシュでクールな雰囲気のこのカフェで、こんなにリラックスできるとは思ってもみなかったことだ。おばちゃんも学生もカップルも、オシャレOLだって、心地いい居場所を求めてここにやって来る。

「カッコイイ」を主張してきた[チェントチェント]。もちろん今でもスタイリッシュでクールだが、客が求めているものはそれだけではない。だから今は[ギャルソン]なんて、それを見たお客さんが緊張するかもしれないモノは着ない。「心地いい場所を演出したい」とオーナーも言っている。

繁華街にあるのに、スローな時間が流れる[チェントチェント]。せわしない雑踏の中にある、オアシスのようなカフェなのだ。




ガーゼに包まれた程よい酸味のレアチーズフロマージュはチェントの定番ケーキ。ドリンクと合わせてのケーキセット1050円で頼むのがお約束。カラフルなソースはマンゴー×ストロベリー×チョコレート。酸味と甘味のバランスも◎。ドリンクはカフェ・ラテをチョイス。

・ エスプレッソ 530円
・ ランチ(スープと前菜の盛り合わせ+パスタ+コーヒー+デザート) 1000円
・ ディナービュッフェ 2100円


カフェチェントチェント カフェ チェントチェント
京都市中京区木屋町三条西南角TIME'SビルB1
11:30から25:00
(金・土・祝前日26:00まで)
075-231-0036
無休
駐車場:なし
カード:各種OK

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